矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

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Nature guide

20244/26

【R6.4.23】周辺自然情報

●県道56号線沿い
〇オオヤマザクラ花弁
雨で散ったオオヤマザクラのピンクの花弁が、道ばたの美しい模様になっています。

〇ヤマザクラ
標高800mほどは、オオヤマザクラに続きヤマザクラも満開です。


〇トウゴクミツバツツジ
トウゴクミツバツツジも開花を確認!アカヤシオよりも紫に寄ったピンク色です。開花と展葉がほぼ同時なのが特徴。
〇ヤマツツジつぼみ
本来は、高原山のツツジ類は、同じ標高ならアカヤシオ→トウゴクミツバツツジ→ヤマツツジの順に咲きます。トウゴクミツバツツジが咲く標高のヤマツツジは、今はだいたいこのぐらいの進み具合。


〇ニリンソウ
可愛らしいニリンソウも咲きました。今日は雨なので、花はしぼみ気味にうつむいています。こんな日は虫も来てくれないし、せっかく作った花粉を雨に流されないようにでしょうか。

〇ニワトコ花
先週はカリフラワーのようだったニワトコのつぼみも、咲いてふわふわの白い花になりました。


〇ヤマエンゴサク
この周辺では珍しく、ヤマエンゴサクを一株だけ見つけました。
〇道路沿線の新緑(山の駅周辺)
4/21 にも同じ場所を撮りましたが、新録がかなり進んでいます。春が全力疾走していますね。
夏鳥センダイムシクイの「チヨチヨ、ビィー」というさえずりも初確認できました♪


●山の駅~キャンプサイト
〇植栽アカヤシオ
この辺は咲き始め。咲いたばかりだと、このような濃いピンクな株も多いです。

〇山の駅駐車場
霧の中から、どこからともなくモリアオガエルの声が。来週あたり、卵塊が出来ているかもしれません。


〇キャンプサイト
霧雨のキャンプサイト。こちらでは奥の方から、夜の田んぼでよく聞く「キロロロロ…」というシュレーゲルアオガエルの声。ヤマアカガエルの「キャワワ、キャワワ」という声は聴こえません。
〇ヤマツツジ花
先日より、ぷっくり膨らんできて、うっすら花の赤味も透けて見えます。今年は花芽も多そうです。


〇カラマツ新緑
展葉し始めのカラマツの葉は、茶道具の茶筅(お茶をたてるときに混ぜる道具)にも似ていますね。
〇ズミ新緑
ズミなどの低い木の方が、先に展葉が始まっているようです。


●平坦コース木道
〇アズマヒキガエル卵塊
4/7 にヤマアカガエル達がいた水路に行くと、なんとアズマヒキガエルの卵塊を発見!つぶさないようにそっと触れると、長いゼラチン状で、中に胚が行儀よく並んでいます。周辺を見ると、成体が獣か鳥に捕食された残骸が点在…残酷なようですが、お腹に栄養たっぷりの卵を持った大きくて食べ応えのあるヒキガエルは、山の生き物たちにとっては重要なたんぱく源なのですね。でも次は生きている子に会いたいな…


〇タチツボスミレ
陽当たりの良い草地では、タチツボスミレも咲き始めています。

〇ヤマアカガエル卵塊
こちらはタピオカのような卵塊。生みたてなのか、まだ水分を吸いきっていないようで粒が真ん丸でなくいびつな形をしています。


〇ヤマツツジ群落
キャンプサイトすぐ横のヤマツツジの群落。ウグイスがかしましくさえずっています。こちらも花芽が膨らんできていて、数も多そうです。


〇ヤマトリカブト芽立
毒草ヤマトリカブトも出芽。これぐらいの大きさの時が、山菜のニリンソウと姿がそっくり、しかも同じ所に生えていたりするので、間違えてよく食中毒が起こっています。十分ご注意ください。
〇牧場周辺の草原
この辺も、新緑が始まっています。


●冒険コース林内
〇ズミ新緑
上空に葉が無くて光が当たるうちに葉を出したいのか、やはり低木のほうが高木より早く展葉しますね。

〇草原
陽当たりの良い開けた草原の周辺は、林の中より新緑が進んでいます。


〇カタクリ結実
カタクリ群落も花期終了。三角形の実が出来ていました。無事、種を落とせますように!

〇セイヨウノコギリソウ芽立
ふわふわ不思議な形をしたセイヨウノコギリソウも、グランドカバーのように出ています。


〇ブナ花
林の中では、ブナも花期最盛。ふわふわした子犬の尻尾の先のような雄花が目立ちます。雄花に隠れるように雌花も付いています。この雌花が無事受粉して育つと、森の動物たちの大好きなブナの実になります。


〇キクザキイチゲ
春の妖精キクザキイチゲ。

〇ハルトラノオ
ナラ類の高木の林に入ると、足元には早春の花々も。小さなブラシのようなハルトラノオも咲いていま
す。このあと、花穂が長く伸びてくる様子がオカトラノオなどの仲間と似ているので、「春虎の尾」。

〇ニオイタチツボスミレ
タチツボスミレの仲間で、甘い香りがします♪
〇遊歩道状況
コナラやダケカンバなど高木は、まだ展葉始まらず。


〇オオヤマザクラ
この標高では、オオヤマザクラはまだ咲き始め。
〇シカのモミ倒木の食痕
秋に見つけたモミの倒木も、さらに小さな枝先までシカに樹皮を食べられたようです。


●ストーンサークル~ツツジ谷周辺

〇ヤマツツジ花芽
それでもヤマツツジの花芽は膨らんできている様子。

〇遊歩道状況
山の駅周辺よりは、まだ冬の名残がある風情です。

〇サラサドウダン
サラサドウダンも展葉が間もなくです。
〇ハルリンドウ
今日は雨なので、一度開いた花も閉じています。思ったより花期は進んでいなくて、咲き初めな様子。花が長く楽しめそうですね。


〇カタクリ
林の中で一株だけ見つけました。

〇ニオイタチツボスミレ
タチツボスミレに混じって、ときどきニオイタチツボスミレの株も。甘い香りが漂います。


〇バイケイソウ芽立
こちらは大きなバイケイソウの新芽。山菜のウルイ(ギボウシの仲間)とよく似ていますが毒草なので、間違えないようにご注意ください。

〇マイヅルソウ芽立
林床では小さなハートマークの葉があちこちに出ています。


●学校平展望台周辺
〇ヤマツツジ花芽
こちらも少しふくらんできています。

〇学校平展望台
霧の中、ウグイスの声が響きます。


〇ゴヨウツツジ
展葉にはまだ遠そうですね。花芽も判別つきにくく、今年は多いのかまだよく判りません。
〇ハルリンドウ
ここも、まだ花期最盛にはなっていない様子。株は昨年と同じく多そうなので、楽しみにしています。

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