矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

周辺の自然

道、滝、花に関する最新情報

Nature guide

20246/24

【R6.6.22】周辺自然情報

●大間々駐車場周辺
〇コナスビ
尖った五枚の花弁がお星さまのようなコナスビも花期最盛です。

〇駐車場
レンゲツツジ群落のシーズンも終わり、大混雑も一段落。それでも登山の皆さんのものらしき自家用車で埋まっています。


〇ノギランつぼみ
間もなく開花です。
〇ヤマツツジ咲き残り
ヤマツツジもレンゲツツジも完全に花期は終了しましたが、先残りの株もちらほらあります。

●大間々~見晴らしコース樹林帯
〇大間々登山口
駐車場の奥から、やしおコース、青空コースなどのミツモチ方面、見晴らしコースの釈迦ヶ岳方面への縦走路登山口にエントリーできます。
〇登山道状況
しばらくは平坦な砂利道が続きます。先週より、ずいぶん緑が増えて木陰の暗さが増しましたね。


〇ニシキウツギ
花期はピーク過ぎ、ほぼ赤い花ばかりになりました。
〇ハナヒリノキ花
これでもツツジの仲間。ちょうちんブルマみたいな緑の花をたくさん付けています。


〇ギンリョウソウ
白い幽霊のような姿のギンリョウソウも、この辺はまだつぼみです。

〇コバノタツナミソウつぼみ
大間々の下では咲き始めていますが、この辺はまだつぼみばかり。数株見つかったので、青い花が楽しみですね。


〇見晴らしコース登り口
青空コースから分岐して、登りに入ります。奥の鳥居から先は八海山神社の境内なので、ご挨拶してから入ります。
〇コナスビ
ここでもコナスビが花期。花径 12mm ほどですが、鮮やかな黄色なので木陰でも目に入ってきます。


〇ホツツジ花穂
まだほんの小さな花穂ですが、付いているのがあちこち見られました。可愛いピンクのツツジなので、夏が楽しみです。

〇野生サクラ果実
風か雨か、まだ未熟な野生のサクランボが落ちています。


〇シカの角研ぎ痕
作秋のものと思われる、雄ジカが角をこすりつけた痕も、あちこちに残っています。
〇登山道状況
ゴツゴツの岩の登山道も、緑に覆われ薄暗くなっていました。

〇ヤマドリ羽根
登山道にヤマドリの羽根が数枚、落ちていました。自然に落ちたものか、何かに襲われたのか。


●見晴らしコース尾根
〇登山道状況
樹林帯の登りが終わり、ゴヨウツツジ群落を抜けると、平坦な尾根筋に出ます。
〇登山道状況
道標を過ぎると、景色が一変。「見晴らしコース」の名の由来ですね。


〇塩谷方面遠景
草地は土上平の県営牧場。その手前の谷筋が尚仁沢です。山麓の緑の色が濃くなりましたね。
〇釈迦ヶ岳遠景
進む先は高原山縦走ルート。ちょっとした稜線歩きの雰囲気が楽しめますよ。


〇コメツツジ
小さな小さなツツジの仲間コメツツジも咲き初めていました。つぼみなんか、米粒より小さいぐらいです。
今年は残念ながら花芽がほとんど確認できず、貴重な数輪です。

サラサドウダン
この辺は咲き始めですが、こちらも花芽はほぼ見られず。写真は花芽が木全体にあった貴重な数株。
〇ニシキウツギ
標高 1300m周辺は、ニシキウツギもまだ咲き始めです。


〇コナスビ
コナスビはこんな高山地帯にも咲きます。
〇ノギランつぼみ
ノギランもあちこちでつぼみを付けた株を確認。


〇オノエラン
岩場ではオノエランも、可憐な花を咲かせています。


〇ミヤマハンミョウ
体長 2cm ほどの光沢のある昆虫が、足元の石の間を走り回っていました。撮影しようと近づくと、ふわりと飛んで 50cm ほど近くに降りる、その繰り返しでなかなか撮れません。同じ仲間のハンミョウもまるで道案内しているようなこんな動きから「ミチオシエ」「ミチシルベ」と呼ばれています。

〇モウセンゴケ
食虫植物のモウセンゴケを発見!沼ッ原湿原など湿地の植物ですが、こんな乾いた岩場にもあるのですね。

〇板状節理
標高 1500m も近づくと、溶岩流の作った、ガラガラの板状に割れる岩の構造・板状節理(ばんじょうせつり)が見えてきます。登り切ると八海山神社。振り返ると、塩谷~矢板~那須野が原が一望できます。

●八海山神社周辺
〇八海山神社
神社に到着!標高 1539m、異世界感があって、なかなか絶景ですね~。
釈迦ヶ岳方面、林間コースへの分岐点でもあるので、降りてきた人、これから登る人たちが、よく休憩しています。


〇小祠
祠の建物自体は倒壊していますが、ちゃんと石を積んでお祀りしています。お参りして、帰りの安全もお願いしていきます。(野生動物が居付いてしまわないよう、食べ物はお供えしないでください)


〇ミヤマハンミョウ
ここでもミヤマハンミョウが走り回っています。この辺の個体群は、緑褐色ですね。
〇サラサドウダン
小祠の脇の株も、咲き始めていましたが花芽わずか。釈迦ヶ岳の山頂近くも大群落があるのですが、今年は少ないかもしれませんね。

〇オノエラン
ここでもオノエランは花期。可憐な清涼感にホッとしますね。
〇ノギランつぼみ
この周辺では、つぼみもまだ小さく硬いままです。花期はもう少し先ですね。


〇コナスビつぼみ
本当にどこにでも咲くコナスビ。この辺ではまだつぼみです。葉も開いていないのが面白いですね。
〇ニシキウツギつぼみ
ニシキウツギのつぼみもまだ小さく、花期は先の様子です。

Latest entry

Archive

Copyright©2025 Yamanoeki TAKAHARA. all rights reserved.