矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

周辺の自然

道、滝、花に関する最新情報

Nature guide

202312/15

【R5.12.8】周辺自然情報

●大間々道路沿い
〇道路状況
路面に積雪、凍結は無し。

〇大間々道路(八方ヶ原線車道)登り口
県道からは山の駅のすぐ南側に分岐があります。今日の午後から来春まで、冬季閉鎖に入ります。


〇道路状況
大間々近くの路面にも、積雪、凍結は無し。
日陰の路肩に薄く、雪が被っている程度です。

●大間々駐車場周辺
〇レンゲツツジ群落
積雪、凍結は無し。
遠くに見える那須連山も、雪渓はまだ目立つほどにはなっていません。
〇八方ヶ原園地
周辺の園地も、このとおり積雪、凍結は無し。しばらく野鳥を探していると、カラ類の混群に取り巻かれました。どこからか、「チュイーン、チュイーン…」とマヒワらしき群れの声もしてきます。


〇林間コース入口
ここも積雪、凍結は無し。八海山神社まで行ってきた方に聞いてみても、ほぼ無いということでした。〇展望台より那須方面
展望台から見ても、雪は無し。風が温かいです。

〇登山道状況
青空コース入口。霜柱の跡があるだけで、凍結は無し。

●大間々~見晴らしコース樹林帯
〇苔に雪
登山道に雪はありませんが、苔の上など温まりにくいところには、少し融け残りがあります。

〇登山道状況

所々、日陰は霜柱が融け残っています。

〇イラモミ球果
ハト時計の重しのようなイラモミの球果が、たくさん落ちています。
〇見晴らしコース登り口
青空コースから分岐して、鳥居をくぐります。ここから先は八海山神社の境内。柏手を打って、ご挨拶してから入ります。

〇登山道の工事
秋から続いていた看板や登山道の構造物の工事は、かなり進んでいました。ここの樹林帯の中はコースをロストしやすかったので、こういう人工物があると目印になって解りやすくて良いです。
〇登山道状況
日陰にはところどころ、薄く雪が被っています。こういうところは滑りやすいので、お気を付けください。


〇アズキナシ果実
あちこちにアズキナシの実が落ちています。樹上にはもう残っていないようです。ウラジロノキより小さくて、光沢がありますね。
〇ナナカマド果実の入った獣糞
と思ったら、木の実がたくさん入った獣の糞があちこち落ちていました。中身はナナカマドの果実でいっぱいです。大きさや、道の真ん中の石の上などでポツンと 1 つあるところを見ると、テンでしょうか?


〇シカの皮剝ぎ痕
あちこちに新しいシカの皮剥ぎ痕と思われるアズキナシの木が目立ちます。前歯でこそいだ痕がいっぱいですね。ちなみに、ツキノワグマによる皮剥ぎ痕にも、よく似た痕が残ることもあります。


〇シカ角研ぎ痕
こちらは、ザックリと不規則な深い傷がたくさんついた、シカの角研ぎ痕と思われるもの。角を研いだ後、さらに皮剥ぎで食べられたのでしょうか?引っぱって剥いたような痕と、歯形も付いています。


●見晴らしコース尾根
〇登山道状況
樹林帯を抜けて、開けた尾根に出ました!高山に来たような、ちょっとした稜線歩きの雰囲気が楽しめます。積雪、凍結はありませんが、霜柱の融けた痕でぬかるんでいます。


〇塩谷方面遠景
展望も良し。平野部も暖かいのか、少し霞んでいます。
〇釈迦ヶ岳遠景
双眼鏡で観たら、山頂の鳥居も見えました。


〇ナナカマド果実
明るい稜線に出たら、アズキナシは少なくなり、ナナカマドの木が多くなります。まだまだ枝先に残っていますね。
レンジャク類の群れが、頭上を飛んでいきました。

〇イラモミ球果
この標高になると、モミよりイラモミの方が多く自生しています。枝にビッシリ球果が生っています。カケス達がガーガーと鳴きながら、枝の中でごそごそしています。

〇ナナカマド果実の入った獣糞
ここでも、あちこちにナナカマド入りの糞。他に、野鳥によると思われる種だけ食べられた果肉も散っていたり、森の生き物たちの重要な冬の食料なのが判ります。

●八海山神社周辺
〇八海山神社
ガラガラの溶岩礫を乗り越えて、神社に到着! 積雪、凍結は全く無く、風も暖かいです。
〇小祠
祠にお参りして、帰りの安全もお願いします。
祠の建物自体は倒壊していますが、ちゃんと石を積んでお祀りしています。


〇展望
標高は 1539m、展望は最高です。トビより大きめの猛禽が、風に乗って飛んでいきました。
風は暖かく、12 月とは到底思えないような気候の日でした。また、雪景色のころに着たいですね

Latest entry

Archive

Copyright©2024 Yamanoeki TAKAHARA. all rights reserved.