矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

周辺の自然

道、滝、花に関する最新情報

Nature guide

202311/21

【R5.11.19】周辺自然情報

山の駅~カラマツ植林地
〇山の駅たかはら
出発地点は、山の駅たかはら駐車場からとなります。矢板市街地からここまでの県道は、今朝は凍結もなくスムーズに来れましたが、夜に雪の降った日は路面に残っている場合もあるので、お気を付けください。
〇山頂部の冠雪
昨夜は雪が降ったので、山の上の方は冠雪していますね。でも風はさほど冷たくはありません。

〇前山八方ヶ原腺歩道登山口
駐車場の向かいのお手洗いの横から、登山道にエントリーします。ここからはほとんどが下りで、咆哮霹靂の滝までの標高差は 400m弱です。(一部登りもあるので、累積だと 500m程)
周りの芝生にはまだ、昨夜の雪が少し残っていますが、登山道にはありませんでした。

〇登山道状況
エントリーしてしばらくは、カラマツの植林地を通る平坦な道になります。木々もすっかり葉を落としていて、冬鳥たちの声がしています。
〇カラマツ黄葉
この辺はカラマツの黄葉も終了。ほんのわずかに梢に残っています。


〇コミネカエデ紅葉
足もとの落葉の中に、まだ鮮やかな色の紅葉も混ざっています。散ったばかりなのでしょうね。

〇アズキナシ果実
野鳥の食べ残しか、一粒だけ落ちていました。


〇ツツジ類黄葉
バイカツツジなど、ツツジ類が鮮やかな黄色に色づき、色彩の少ない林床に彩を添えています。
〇山の神石碑
カラマツ林の奥には、山仕事の安全を守る山の神が祀られています。行程の安全をお願いしていきましょう。

〇メグスリノキ紅葉
山の神を過ぎると、道の勾配も強くり標高も下がり、カエデ類の紅葉も散り残りが増えてきました。メグスリノキの美しい紅葉も、目に入り始めます。


〇ヤマモミジ紅葉
どんどん降りてくると、鮮やかなカエデ類の紅葉もチラホラと残っています。


●広葉樹林~雷霆の滝
〇広葉樹林入口
植林地を抜けて小さな尾根を越えると、ブナ、イヌブナやミズナラの広葉樹林に入ります。
〇紅葉状況
周りの林で、カエデ類の紅葉が目に見えて増えてきました。

〇コミネカエデ紅葉
早めに色づくコミネカエデも、散り残りがあります。


〇ヒナウチワカエデ
可愛いヒナウチワカエデも残っています。


〇ハウチワカエデ黄葉
大きなハウチワカエデ。赤から黄色と、色のバリエーションが広いです。


〇イタヤカエデ黄葉
株により形の変異が多いイタヤカエデ。この葉はお星さまのようですね。


〇桜沢
沢も近くなってきました。この沢の上流の一部に、おしらじの滝があります。
〇ナメ滝
良い感じのナメ滝が連続て、いかにも火山帯の沢といった感じですね。シャワークライミングの方々も、時々見かけます。

〇湧水
わきの山肌からは、沢のようになった湧水が谷に流れ込んでいて、橋で渡る場所も。
高原山らしい風景ですね。
〇チドリノキ黄葉
カエデ類のチドリノキ黄葉が増えてきました。まだ色付き始めですが、鮮やかな黄色で森が明るいですね。


〇紅葉状況
標高を下げるにつれ、頭上にカエデ類の紅葉がどんどん増えてきます。


〇オオモミジ紅葉
目にも鮮やかなオオモミジ。この周辺はオオモミジ、ヤマモミジが主流ですね。


〇ウラジロノキ果実
赤いウラジロノキの果実も、落ちています。バラ科アズキナシ属で、アズキナシと近い仲間です。葉の裏が白いので「大裏白の木」。

〇散紅葉
足もとの落葉も華やかになってきました。


〇オオウラジロノキ果実
そして今回、初めてここでオオウラジロノキの果実を確認しました!見た目がヤマナシや小さなリンゴのようです。食用になるということでかじってみましたら、まだ酸っぱくて硬かったです。
ウラジロノキとは葉が似ていて実が大きいので「大裏白の木」。でもバラ科リンゴ属で、ウラジロノキとはまた別系統です。


〇雷霆の滝
どんどん増える紅葉を楽しみながら歩いていくと、「雷霆の滝(らいていのたき)」に到着です!
この周辺も、チドリノキの色付きが美しいですね。

●雷霆の滝〜咆哮霹靂の滝
〇紅葉状況
雷霆の滝を過ぎると、一気に頭上の紅葉が増えました。チドリノキ黄葉が黄金に輝き、生木の幹まで苔もびっしり生えて、童話の中のような風景です。


〇紅葉状況
その他のカエデ類の赤~オレンジが、森の彩を深めています。
〇ヤマモミジ紅葉
ヤマモミジは赤が基本。コハウチワカエデに似ていますが、やや細身。


〇紅葉いろいろ
メグスリノキと黄色いオオモミジ。

〇オオモミジ紅葉
株により色のバリエージョンが広いオオモミジ。真っ赤な株も多くあります。

〇雷霆の吊橋
さらに下っていくと、「雷霆の吊橋」が見えてきました。
苔が生えていて、雨でぬれていると滑りやすいので、おっかなびっくり渡っています。みなさまも滑らないよう、お気を付けください。


〇紅葉状況
吊橋を過ぎてしばらく行くと、ゆるい上りに入ります。カエデ類の紅葉も最盛を過ぎていますがまだ美しく、頭上を彩っています。

〇紅葉状況
〇雄飛の滝線歩道分岐
登りで回り込み、ふたたび下りに入ると、「雄飛の滝線歩道」との分岐に着きます。スッカン沢沿いの歩道に以前は入れたのですが、今は通行止めです。


〇スッカン沢
さらに下り始めると、スッカン沢も見えてきました。終点はもうすぐです。

●咆哮霹靂の滝周辺
〇咆哮霹靂の滝
「咆哮霹靂の滝(ほうこうへきれきのたき」に到着!
向かって左が「霹靂の滝」、右が「咆哮の滝」(木で隠れて見えていません)。合わせて「咆哮霹靂の滝」。
ここが現時点での「前山八方ヶ原線歩道」の終点となります。
〇咆哮の滝
左のほうに一筋、水が落ちています。

〇桜沢
どうどうと流れ落ちる霹靂の滝は、桜沢の透明な流れ。ここでスッカン沢に合流します。
〇スッカン沢
「咆哮霹靂の吊橋」の下より。吊橋は現在通行止めですが、この先で塩原方面の遊歩道に合流します。


〇バイカツツジ黄葉
滝周辺はカエデ類は少ないですが、ツツジ類の黄葉が目立ちます」。
〇イタヤカエデ黄葉
ここにもお星さまのような形のイタヤカエデ。


〇オアハダ果実
アオハダの果実も落ちています。
〇サルオガセの仲間
前回 9 月にも見つけましたが、サルオガセの仲間と思われるものが落ちていました。コケ植物みたいに見えますが、実は地衣類(ちいるい)といって、菌類と藻類の共生体で、植物ではない生物です。弾力があり、乾いた海藻のような質感です。湿度の高い、自然度の高い山奥に生息する仲間です。

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