矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

周辺の自然

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Nature guide

20238/28

【R5.8.26】周辺自然情報

●大間々駐車場~ミツモチ山頂(青空コース)
〇ウリハダカエデ紅葉
ここでも、 他の種より 一足早く ウリハダカエデ が 色づいています 。


〇サルナシ
山頂付近は、 やや 実付きが 少ない印象です 。


〇ナツツバキ果 実
とんがり頭の 実が生っています 。


〇アキアカネ
開けた場所では、 群れがまだまだ います 。 もうすぐ 、 繁殖のため山から降りていなくなるでしょう 。


〇シカ足跡
雨の後なので登山道は ぬかるみが多く 、 シカの足跡も あちこちで 残っています 。


〇ササ に 食痕
シカが食べたと思われる葉の痕 。 冬の 積雪期に食料が少なくて 、 栄養価の低い ササ類 も よく食べ られる 、と言われてい ますが 、 今年は 他の 草のたくさんある 夏場 にも 多く見られてい ます 。

〇ナツツバキ 、 リョウブの 皮剥ぎ
こちらもシカによると考えられる皮剥ぎ 。 剥いだ皮が 現場に 残っていないところを見ると 、 食べた と考えられますが 、 これも シカは冬場特有の 習性なので 、やはり 個体数が増えている 影響でしょうか 。


〇ゴヨウツツジ 葉
春に白い花で楽しませてくれた ゴヨウツツジ シロヤシオ 、 葉が 5 枚 輪生するのが 特徴 です 。 葉 だけでもデザイン 性が高くて 、 姿が 美しいですね 。


〇やしおコースへの分岐
青空コースとやしおコースは 、 大間々から ミツモチ山頂へ向かって 平行に 通っています 。 3/4 ほど 歩いたところで 分岐が あり 、 それそれのコースに 移動することもできます 。


〇山頂手前の ササ 原
山頂手前で視界が開け 、 一面の ササ 原の中を通ります 。 右側には 麓の風景も 広がり 、 展望の良い場所ですが 、 今日は霧が出て見えず 幻想的な雰囲気でした 。


〇シカの 食痕
ここも道沿いに ずっと ササが 食べられています 。 登山道から 1 m ほど 離れたところは 食べられていないので 、 シカもやはり 登山 道 を 使っているのかも 。


●ミツモチ山頂周辺

〇ゴヨウツツジ群落
青空コース上、山頂の手前にあるゴヨウツツジの群落。春は花で真っ白でしたが、夏は緑がきれいです。


〇ゴヨウツツジ紅葉
気の早い葉が色づき始めていました。ゴヨウツツジは紅葉したら深い赤になるのでとても美しいです。


〇ミツモチ山頂広場
山頂直下の、登山者がよくお昼の休憩に使われる広場です。まだお昼でないので誰もいませんね。


〇ツマグロヒョウモン雄
山頂はチョウの仲間が多く、特にヒョウモンチョウの仲間がハタハタ飛び交っていました。この他にも、キアゲハ 3 頭が追いかけあっていたり、カラスアゲハの姿も見られました。


〇ススキの花穂
ススキの花穂も出てきて、すっかり秋の風情です。よく見たら、やはり開花していました。(ススキの花の詳細は 8/23 の報告をご参照ください)

〇オトギリソウ
ここでやっとお花を発見。
●ミツモチ山頂~大丸(やしおコース)


〇ウリハダカエデ紅葉
どこでもウリハダカエデは、カエデ類の中では紅葉一番乗りです。


〇アオハダ果実
昨夜の雨で落とされた葉と果実。もう実が赤く熟していますね。


〇獣の足跡(4 本指)
シカの足跡に混じって、他の獣の足跡もあちこちに。こちらは 4 本指の肉球くっきりの足跡。犬の足跡に似ていてさらい肉球が丸っこいのでタヌキかなーとは思いますが、人間の足跡も一緒にあったので登山のお供のワンちゃんの可能性もありますね。


〇獣の足跡(5 本指)
こちらは五本指。ネズミは後ろ脚が細長くなるのですが、こちらは四肢ともモミジのように開いた形。イタチ科の足跡の特徴があるのですが、12mmほどとかなり小さく、誰なのか悩むところです。

〇樹の幹に爪痕
ブナの幹の高さ 2mほどのところに、4 本指の爪痕がありました。この大きさで 5 本指ならばハクビシンやテンが考えられますが、はて誰でしょう? こうやって獣の生活の痕を探して想像しながら歩くのも楽しいものです。


●大丸~やしおコース~大間々駐車場
〇コハウチワカエデ紅葉
可憐なコハウチワカエデも、色づき始めた株がありました。


〇ヒトツバカエデ黄葉
これでもカエデの仲間。鮮やかなレモンイエローに黄葉します。


〇ムラサキアブラシメジの仲間?
ツヤツヤの美しい紫のキノコ発見!ムラサキアブラシメジモドキ?でしょうか。キノコの同定は難しいので、なかなか断言はできません。


〇小鳥たちの食べ残し?
急に頭上が野鳥たちの声で騒がしくなり、巣立ちビナを連れたシジュウカラやヤマゲラたちの声が降ってきます。その中、ヒラヒラと白い花びらが 2 枚降ってきたと思ったら、チョウか蛾の後翅でした。どうも、ヒナたちの食べ残しのようですね。野鳥たちの子育てもいよいよ終盤に入りました。

〇ブナの大木
山頂から大丸まではツツジ類やミズナラが多い森ですが、大丸から先はブナの大木が増えてきます。大樹の木陰を歩けば、涼しい風が吹き麓とは別天地です。


〇ブナ実生
春に見つけたブナの今年の実生が、少し大きくなっていました。今年は無事、超えられそうですね。


〇シロヨメナ
別名ヤマシロギク。純白の秋の野菊です。同じ白い野菊で「シラヤマギク」という種もあり、まぎらわしくて時々どちらだったか忘れそうになります。

●大間々駐車場周辺
〇イチモンジセセリとノハラアザミ
8/23 からさらに、風に秋が濃くなった感のある大間々でした。セセリチョウの仲間がノハラアザミによ
く来ています。


〇ミヤマアキノキリンソウ
花期最盛に入っていました。このほか、ツリガネニンジンもどんどん咲き始めています。高原はすっかり秋景色です。


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