周辺の自然
道、滝、花に関する最新情報
Nature guide
道、滝、花に関する最新情報
Nature guide
20242/12
2月10日の周辺自然情報をお届けします。
●山の駅~キャンプサイト
〇山の駅駐車場
積雪、凍結は無し。きちんと除雪されています。でも周辺は雪たっぷり!
登山や雪遊びの方々の車で、にぎやかです。
〇キャンプサイト
積雪10〜25cmほど。雪中キャンプのお客さまも設営されています。楽しそう…
●平坦コース木道
〇遊歩道状況
積雪10〜20cmほど、吹き溜まりは25cmほど。ワンちゃんのお散歩をされている方もちらほら。
〇イヌ足跡
お散歩ワンちゃんが走り回った痕。あっちに突っ込んだり、ジャンプしたり、嬉しくて仕方がない様子
が、足跡からも解ります。
〇夜景サイト
こちらも雪たっぷり。新雪いただきました!
〇コガラ
小鳥たちも活発です。もふもふの真ん丸に膨らんだコガラ。寒さに耐えるため、羽根をたてて空気の層を中に作っています。天然のダウンジャケットですね。
〇ノウサギ足跡
場所によっては雪の表面が硬いせいか、爪痕だけが残っています。こうなると別の動物の足跡のようですね。
〇エナガ
小さくいエナガも、枝の周りをくるくると動き回っています。尾が体に比べて長いので「柄長」。
体はスズメよりも小さく、最近人気のシマエナガと同じ種類ですが、本州に住んでいるものはご覧のよう
に頭に黒い模様が入ります。小さな虫やクモをよく食べ、こうやって枝の間を探し回っています。
〇ノコギリソウ果実
ノコギリソウの果実が、雪の上からひょっこり。こちらは鳥たちは食べないのでしょうか?
〇ヒガラ
こちらでは小さなヒガラが、ダケカンバの枝に残った球果から、種をついばんでいます。シジュウカラに似ていますが、もっと小さくエナガと同じぐらいの大きさ。三頭身の頭でっかちなところがキュートですね。
●冒険コース林内
〇大佐飛山、那須連山遠望
牧場の付近まで来ると、今日も山が美しく見えます。
〇遊歩道状況
牧場付近のあずま屋周辺の広場や、林内に降りていく入り口付近の開けた場所は、積雪は15〜25cmほ
ど。ほとんど歩いた跡が無いので、新雪独り占めです♪
〇遊歩道状況
階段のある場所は埋まっていて、段差が判りにくくなっています。ストックで探るなどしながら、踏み外さないよう慎重に歩いて下さい。
〇積雪の表面
この周辺は、一度融けた表面がまた凍っているので、ところどころ足が踏み込まない場所もあります。宮沢賢治の童話「雪渡り」の冒頭と同じ、積雪の上を歩ける状態ですね。でも、ゆるいところもあり急にズボッと踏み抜いたりして危ないので、スノーシューがおすすめです。
〇タヌキ?足跡
こちらは4本指の梅の花のような丸っこい足跡。爪痕が付いていないように見えるのでネコの可能性も無
きにしもあらずですが、それにしては大きいので、やはりタヌキでしょうか?
〇ノウサギ足跡
雪が硬いので、爪の形がくっきり残っていて、なんだか別の獣のような形ですね。斜面を登っているの
で、指をいっぱいに広げて踏ん張っているのが解ります。
〇遊歩道状況
森の中に入ると、積雪はやや少なめ。それでも10〜20cmほどはあります。
盛から抜けると、再び深くなり、15〜25cmほど。
今日はカケスの姿をよく見かけ、いろいろな鳴きまねをしているのもいました。ここでは「チョットコーイ」とコジュケイらしき鳴き真似。森の中で聞きなれない野鳥の声を聞いたら、だいたいはカケスの鳴き真似です。
〇シカ?によるズミの枝食痕
ズミの木で、シカによると思われる枝が食いちぎられている食痕を多く見つけました。写真のものより太い小枝もちぎられています。こんなところにまでシカ食害。この樹が枯れないか心配です。
●ストーンサークル周辺
〇遊歩道状況
展望台へ向かう遊歩道は、積雪20〜30cmほど。周辺はまだパウダースノーなので、ツボ足はなかなかに重労働です。展望台へ向かわれるときはスノーシューをおすすめします。
〇ダケカンバ雄花
こちらも雄花。ハンノキと同じく、春先早くに伸びてきて、春の訪れを感じさせる花ですが、この花粉アレルギーを持つ方も多いので、寿いでばかりもいられません。
〇ハンノキ雄花
イモムシのような茶色のものは雄花。これがまだ雪残る春一番に伸びてきて、花粉を振り撒きます。ここのところ暖かいせいか、前回より少しずつ伸びてきていますね。
〇キツネ足跡
この周辺はやはり野生動物の足跡の種類が増えます。警戒心の強いキツネの新しい足跡も見られます。
〇ノウサギ足跡
ノウサギの足跡も多め。雪の中で、みな食料を探すのに必死ですね。
〇カラ類混群
冬には別種が集まって群れをつくることが多いカラ類。今日も、雪の開いた地面で、落ちた種子類を探しています。手前がヒガラ、奥がシジュウカラ。他にヤマガラやコガラもいて、樹上にはエナガとコゲラ。
ざっと見ただけで20羽以上集まっていました。
〇ヒガラ
拾った種子なのか、足でしっかり押さえてつついています。20mぐらい離れているし、食べるのに夢中と見えますが、やはり警戒しているのか、少し動いたら木の上に飛び上がって逃げました。
野鳥の観察は遠くからそーっと、観察圧をかけないよう心がけたいですね。
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