202312/25

【R5.12.23】周辺自然情報

●山の駅～キャンプサイト
〇キャンプサイト
積雪 1cm ほど。地面が見えているところもあります。遠くからマヒワの声がしました。

〇山の駅駐車場
薄く積雪していますが、凍結はしていません。

〇ガマズミ果実
鮮やかなルビーのような実が、色彩の少なくなった林の彩になっています。
〇スイカズラ果実
真っ黒なつやつやのスイカズラの実も、たくさん残っています。これらも野鳥のご馳走になります。

〇カエデ類翼果
枝に少し残っていますが、ほとんど地面に落ちたようです。食べたい野鳥は、地上に降りないとですね。
〇ダケカンバ球果
こちらは枝にまだまだ残っています。冬期間に小鳥たちが来てくれるのでないかと期待大です。

〇アカミノヤドリギ果実
心なしか、前回よりさらに赤くなったように見えますね。ぜんぜん実が減っていませんが、レンジャクの仲間はまだ来ていないのでしょうか。
〇ヤドリギ果実
欧米ではヤドリギの小枝を束ねたものを「kissing ball」と呼んで、クリスマスイブのパーティなどでド
アなどの上に吊るす習慣があります。その下では男性は女性にキスして良いとか、キスした恋人同士は成就するとか、ロマンチックな言い伝えがあるということです。ならばと、下に小枝が落ちていないか探しましたが、ありませんでした…。

〇獣の足跡
生き物たちも夜に活動していたようで、あちこちに足跡が。足運びや大きさからキツネだと思われます
が、雪をかぶっているので詳細な形は確認できませんでした。夜の早い時間に雪が降り、夜中から晴れた翌朝などはくっきり残っているのですが、今朝はずっと降っていたようで足跡がみんな隠れていました。

●平坦コース木道
〇遊歩道状況
積雪は 1cm ほど。木道は滑りやすくなっているので、慎重に歩いて下さい。開けた場所は、風が吹いたのか雪が飛んで地面が見えていました。

〇夜景サイト
こちらも一面の雪景色。空気が澄んで、矢板市内が良く見えます。カワラヒワの群れが何やら騒いでいます。
〇モグラ塚
あちこちに新しいモグラ塚が。冬は地中のさらに深い凍らないところでトンネルを掘っているのですが、この個体は無事、深く潜ることができたのでしょうか。

〇ズミ果実
たくさん残っていたズミも、だんだん枝から減ってきました。よく見ると、実だけついばんで食べられたのがわかります。
〇ダケカンバ雄花
ダケカンバも、ヤシャブシやハンノキのように、もう雄花をつけています。これが春先に延びてきて、花粉を振りまきます。

〇獣足跡
あちこちに獣の足跡が。付いた後に雪がかなりかぶっているので、種類は確認できませんでした。
〇ヒト足跡
こちらはヒトのもの(笑) 大きさからして子どもさんですね。冬季は、雪遊びをしにくる散策のご家族
も、よくいらっしゃいます。

●冒険コース林内
〇草原と山頂部遠望
山頂も雪が目立つようになりましたね。この辺でキジ雄を何回か見かけたので足跡を探し回ってみましたが、ありませんでした。キジは主に地上で採餌をするので、雪の無い所に移動したのでしょうね。

〇獣の足跡
林の中は、獣が盛んに歩き回った跡がたくさん。これも雪をかぶっているので、何が何やら解りません。
〇遊歩道状況
積雪 1cm ほど。丸太の階段は滑りやすく、段の下は吹き溜まりやすいので、ストックなどで探りながら歩いて下さい。

〇カエデ類翼果
地面にかなりの数が落ちています。アトリ達もこれを狙ってきたのでしょうか？

〇遊歩道状況
林の中も積雪 1cm ほど。あちこちでアカゲラが木を叩くコツコツという音が響いています。見上げていると、アトリの群れがどこからともなく飛んできて、ささやくように鳴きながら梢に入りました。

〇カマツカ果実
ズミと同じく、カマツカも食べられてほぼ終了なようです。こちらも実をついばまれた痕があります。

●ストーンサークル周辺
〇遊歩道状況
積雪 3cm ほど。吹き溜まりは 5cm ほどの深さ。
〇モミの林
周辺は、小鳥たちの声がにぎやかで、ウソやツグミの姿も枝の陰に垣間見えます。カラ類の混群が、地面でモミの翼果をついばんでいました。

〇カラマツ球果
雪に埋もれていた、バラの花のようなカラマツの球果。

●学校平展望台周辺
〇ノウサギ足跡
足運びで判る、ノウサギ足跡。足跡の間隔があるので、大きく跳ね回っていたようですね。

〇遊歩道状況
積雪 5cm ほど。吹き溜まりはもう少し深いです。

〇モミ翼果
翼がちぎれ、種子の外皮が壊れているモミの翼果をいくつか見つけました。種子の外皮は固いので、小鳥たちが嘴で叩いて割ったのでしょうか。カラ類でよく見られる習性ですが、モミの種子にもするのか、現場を見てみたいものです。
〇展望台から牧場方面
やはり前回より積雪は増えた様子です。遠くの山並みも、白さが増した様子。