矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

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202311/03

【R5.11.2】周辺自然情報

スッカン沢(雄飛の滝線歩道)の通行止めが解除となりました。紅葉も見頃に入り、スッカンブルーが映えます。

●県道 56 号線沿い
〇県道沿い紅葉状況
山の駅から塩原方面も、車道沿いは紅葉見頃。ドライブに気持ち良いシーズンです。(わき見運転にご注意ください!)


〇県道沿い紅葉状況
矢板市内のあたりは、カエデ類が多くて美しいですね。

〇オオモミジ黄葉
オオモミジの黄色が明るいです。

〇メグスリノキ紅葉
ピンクがかったメグスリノキ。


〇カエデ類落葉
路肩の落葉も色とりどりです。
〇塩原側紅葉遠望
市境を超えると、環境が変わるのか、ミズナラ黄葉など黄色みが多くなります。


〇ノコンギク咲き残り
花期は終了していますが、秋の名残のように秋の野菊がポツポツ残っていました。
〇シロヨメナ咲き残り

●雄飛の滝線駐車場〜素簾の滝
〇周辺の紅葉状況
さて、雄飛の滝線駐車場に到着。山の駅周辺より標高は低いからか、周辺は紅葉は始まったばかりといった様子です。
〇スッカン沢
橋の上から。下流の林に紅葉が始まっているのが見えます。


〇遊歩道紅葉状況
スッカン沢沿いの遊歩道「雄飛の滝線歩道」は、橋の脇を降りてエントリーします。秋にはいつも見事な色付きで迎えてくれる、入口のコミネカエデとコハウチワカエデ。


〇遊歩道紅葉状況
入口付近は紅葉見頃に入ったという様子。カエデ類の紅葉が鮮やかです。
〇メグスリノキ紅葉
ひときわ色濃いメグスリノキ。

〇スッカン沢
これからスッカン沢沿いを下流に向かい下っていきます。現在、遊歩道からすぐに沢沿いに降りられるのは、この辺だけ。
まだ水色は鮮やかなブルーでは無いですが、すでに火山成分でほんのり白濁しています。


〇チドリノキ黄葉と果実
黄色が鮮やかなチドリノキ黄葉。枝が美しい対生で、葉も行儀よく2枚ずつチョンチョンと並んで可愛いです。シデかニレの仲間のような葉ですが、これでもカエデの仲間。その証拠に、実を観れば、プロペラの付いたいかにもカエデ類らしい形です。


〇遊歩道紅葉状況
下っていくにつれて、紅葉も鮮やかになってきました。

〇遊歩道紅葉状況

〇スッカンブルー
下っていくにつれ、脇の山肌から流れ込む湧水が見られるようになり、沢の色もブルーが濃くなってきました。


〇湧水
沢のようになった湧水を渡ります。いかにも「水源の山」高原山らしい風景です。
〇遊歩道紅葉状況
コースの中間も近くなると、カエデ類に加えたの樹種の黄葉も増えてきました。

〇コミネカエデ紅葉(写真左)
橙~深紅の透明感のあるコミネカエデ。高原山全体に多いカエデ類です。
〇メグスリノキ紅葉(写真右)
濃いピンクに染まるメグスリノキ。英名が「Nikko Maple」と、栃木県北部に多いカエデ類。その名のと
おり、煎じたものは目に良いということで人気の生薬です。


〇アサノハカエデ紅葉(写真左)
オレンジ色に紅葉するカエデ類。

〇オオモミジ紅葉(写真右)
こちらは赤く紅葉したもの。小さく写っていますが、大振りの葉になる樹種で、赤くなると華やかです。


〇ウワミズザクラ紅葉(写真左)
淡い桃色に紅葉するウワミズザクラ。深紅になるヤマザクラとともに、サクラの仲間も紅葉が美しいで
す。
〇アワブキ黄葉(写真右)
大きな葉のアワブキも、黄色~オレンジ色に黄葉し、とても目立ちます。

〇ムラサキシキブ黄葉と果実
株は多くは無いですが、ここでもムラサキシキブはレモンイエローに黄葉。
〇ブナ、イヌブナ黄葉
ブナの仲間は黄金色に黄葉し、陽に輝くようです。

●素簾の滝~雄飛の滝観瀑台
〇素簾の滝周辺
「素簾の滝(それんのたき)」に着きました!「素簾」とはすだれのことで、山肌から水が白糸のように何本も沢に落ちている様子をすだれに見立てて付いた名ということです。この付近まで来ると、スッカンブルーがとても美しく見えてきます。


〇スッカン沢
沢に流れこむ湧水も美しく、幻想的な雰囲気ですね。高原山は火山であり、溶岩がさまざまな地質条件を作り、美しい渓谷美を作っています。

〇仁三郎の滝
「素簾の滝」を過ぎると、すぐに「仁三郎の滝(じんざぶろうのたき)」が見えてきます。今日も良く流れていますね。滝つぼのブルーも綺麗で、黄葉とのコントラストも良い。


〇雄飛の滝観瀑台
さらに進めば「雄飛の滝(ゆうひのたき)」の観瀑台に着きます。ここからは滝を上から見ることができます。紅葉の中に垣間見えるのも綺麗ですね。

●雄飛の滝観瀑台~スッカン橋
〇スッカン橋遠景
観瀑台からさらに進むと、スッカン橋が下流に見えてきます。
〇遊歩道紅葉状況
標高が下がってきたせいか、紅葉もまだ早く、色づき始めぐらいになってきました。

〇スッカン橋に降りる山道
スッカン橋の手前は、登山道らしく急峻な山道となります。枯葉が岩の上に積もっていますので、滑らないようにお気を付けください。


〇カツラ黄葉
周りはカツラの葉の香りでいっぱいです。


〇遊歩道紅葉状況
下に降りるにつれ、緑の葉も増えてきました。色付きが始まったばかりの様子です。
〇スッカン橋より上流
沢の水色もブルーが深くなり、美しいです。

〇スッカン橋より通行止め
橋を渡ると、咆哮霹靂の滝に向かうルートにつながるのですが、現在は崩壊があり危険なため、向こう岸は通行止めとなっています。


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