矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

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Nature guide

20237/17

【R5.7.13】周辺自然情報

  • 県道 56 号線沿い

〇ヤマユリ

麓から山の駅に向かう県道沿いでは、盛夏の花ヤマユリが咲き始めています。人の顔ほどもある大きく華やかな花が、強い芳香を放っています。花前線とともに、夏が山を登ってきています。

〇ナツツバキ

山の駅駐車場付近八方ヶ原も夏の花が続々とシーズンイン。ナツツバキも最盛期です。

〇マーガレット

山の駅のキャンプサイトも、マーガレットのお花畑。

〇マユミの実

マユミの未熟果も大きくなり、四角い形が良くわかるようになりました。秋には桃色に色づきます。

〇ナツハゼ

あちこちにあるナツハゼの未熟果も、いかにもブルーベリーの仲間らしい姿になってきています。

〇アキアカネ

アキアカネの群も、大群になってきました。枝や棒など何かの先に止る習性があるアキアカネ。群の中でこうやって指を立てていると、たまに自分から止まってくれたりします。ぜひお試しください。

●平坦コース木道

〇ネジバナ

ランの仲間ネジバナも咲いています。公園の芝生などどこでもよく見られる花ですが、見つけると嬉しくなる花です。花穂が捻じれてらせん状に花がつくので「捻じ花」。小さい花ですが、アップで見るとやはりラン科の美しさがありますね。

〇ノアザミ

「カナカナカナ…」とヒグラシが鳴く草原では、ノアザミは花期も終盤、花が終わった株も増えています。キク科なので、タンポポのような綿毛の付いた種を飛ばします。

〇ウツボグサ

小さなコサージュのような花穂のウツボグサ。シソ科ですが園芸品種のような鮮やかな紫が美しいです。

〇ミヤマアカネ

赤トンボの仲間ミヤマアカネを初確認です! アキアカネの群れに紛れていますが、翅を震わすような不思議な飛び方をするのですぐ判ります。雄は秋になると身体が真っ赤になるのはアカネトンボの仲間の特徴ですが、このミヤマアカネは翅の先端の白斑も真っ赤になって、とても美しいトンボの一種です。

●   冒険コース

〇ナツツバキ

こちらもナツツバキが咲き乱れ、次から次に咲いては散っています。つぼみも何かの卵かキャンディーのようで可愛いですね。まだまだたくさん付いているので、しばらく花を楽しめそうです。

〇イワガラミ

イワガラミも花期最盛です。

〇マメコガネ

よく見ると、コガネムシの仲間マメコガネがたくさん集まっていました。葉を食べに来ているのでしょうか?小さな虫ですが、食べる植物の種類も多岐にわたり、爆発的な繁殖力を持つため、農業被害をもたらす種とのこと。こんなに小さくて可愛いのに、見かけによらないのですね…

〇オオスジコガネ

今度はカラマツの葉を食べるオオスジコガネ。コガネムシの仲間はみな光沢が美しいですね。こちらも成虫は松の仲間の葉、幼虫は根を食べるので林業被害も心配…食べるのはほどほどにお願いしますね。

●   ストーンサークル~ツツジ谷周辺

〇丸書いてチョン

朽木に彫られた不思議なマークを見つけました。コクワガタの産卵痕と思われるものです。クワガタムシの仲間の雌は、産卵した場所にガリガリと顎で痕をつけるのだそうです。種類によってマークは違い、コクワガタは「丸書いてチョン」。

※産卵木の破壊は、条件の良い産卵場所を奪うことになります。許可のない場所では厳にお控え下さい。

●学校平展望台周辺

〇ウツボグサ

ここにもウツボグサ。恰好のアキアカネの止まり場所になっています。

〇展望台より

朝方の雨で、遠くまでよく見えます。エゾハルゼミの声も最盛を過ぎ、ホトトギスの声が響いています。ホトトギスはよく飛び回って鳴くので、遠くなったり近くなったりして、せわしないですね。

〇ナツノタムラソウ

林の日蔭で、ひっそりとナツノタムラソウの清楚な花が咲いています。花径 7~8mm ほど。花色は白~薄紫色とバリエーションがありますが、八方ヶ原で見かけるのはほぼ白の株が多いです。

〇シカの下顎

誰が置いたのか、展望台下の岩に獣の骨が。シカの下顎と思いますが、大きさからすると幼獣でしょうか? カモシカの可能性もありますが、門歯が無くなっているので下顎だけだと見分けは難しいです。

〇バイケイソウ群落

花期終盤ですが、咲いてからが長いバイケイソウ。葉がすでに枯れ始めていますが、花はまだ生き生きしています。

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