矢板市・山の駅たかはら周辺の自然情報

周辺の自然

道、滝、花に関する最新情報

Nature guide

202410/17

【R6.10.12】周辺自然情報

●雄飛の滝線駐車場〜素簾の滝
〇ナギナタコウジュ
駐車場では、すでに晩秋の花ナギナタコウジュが咲き始めています。葉も紅葉していますね。
〇ナンブアザミ
うつむいて咲く花冠が特徴の、ナンブアザミも開花。

〇ノコンギク
花期ピーク過ぎ。花期は長く、まだまだ晩秋まで咲いていますよ。

〇ヤクシソウ
ふもとでは1か月前に咲いていたキク科のヤクシソウは、今が花期です。ニガナに花が似ていますが、こ
ちらは草丈が高く、花も房状にたくさんつきます。


〇チドリノキ黄葉
カエデの仲間チドリノキがレモンイエローに黄葉してきていました。
〇ヤマボウシ紅葉
赤~ピンク~オレンジと一枚の葉でいろいろな色に染まっています。多くはないですがきれいですね。


〇イヌブナ黄葉
オレンジがかった褐色に色づくイヌブナも、落葉し始めています。
〇クチベニタケの仲間
キノコの仲間ですが、おちょぼ口に紅を注したようなので「口紅茸」。触ると風船みたいにプニプニしています。


〇ウラナミシジミ雄
モンシロチョウぐらいの大きさのシジミチョウの仲間。翅裏に波模様があるので「裏波蜆」。でも表側はこんな美しい薄藤色です。


〇ザトウムシの仲間
八本足ですが、クモとはまた違う生物のザトウムシ。この仲間は、特に長い2本の脚をパタパタさせながら探るように歩くので、杖で探っている様子になぞらえて「座頭虫」の和名があります。
〇ムササビ食痕(サルナシ果実)
甘いサルナシの熟果は、森の獣たちのごちそうです。一口かじってから、うっかり取り落としたのでしょうか。


〇ムササビ食痕(ミズナラ葉)
葉が不思議な形にちぎり取られたミズナラの小枝。拾い上げて切り口を見たら、斜めに刃物で切ったような痕でした。ムササビが門歯で切り取った痕ですね。あちこちに落ちていました。


●素簾の滝~雄飛の滝観瀑台~スッカン橋
〇カツラ黄葉
周りは、カツラの葉の甘い芳香でいっぱいです。

〇遊歩道状況
カエデ類の紅葉はまだ始まっていませんが、緑が柔らかく淡くなってきました。色付きはもうすぐです。


〇ナギナタタケの仲間
茶色の地面から、5~6cmほどの色鮮やかな細いものがニョキニョキと出ていました。夏に大発生してい
たナギナタタケという菌類です。

〇ホオノキ未熟果
遊歩道に、サツマイモのようなものが落ちていました。ホオノキの未熟果です。熟すと、ウロコのようなところが一つずつ裂けて、赤い種子が顔を出します。


〇遊歩道状況
雄飛の滝を過ぎてしばらく歩くと、平坦な遊歩道も終わり、スッカン橋に降りていく急峻な山道になります。湧水も流れ出していて滑りやすいのでお気を付けください。
〇スッカン橋
遊歩道の最奥、スッカン橋にたどりつきました。


〇スッカン橋より上流
今日もブルーが濃くてきれいですね。


●雄飛の滝周辺
〇ダイモンジソウ
滝の周りではダイモンジソウが花期で、対岸の岸壁もびっしりと咲いていました。瀑布のたてる風で、常にゆらゆら揺れています。
※スッカン橋から雄飛の滝壺前へのルートは、明確なルートがあるわけでなく、先人が歩いたトレース痕を探りながらの前進。岩を超えたりロープで登ったりしながら進みます。ガイドの同行をお勧めします。


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